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zoom RSS 不幸な書籍物の誕生、その経緯を考察

<<   作成日時 : 2013/10/24 12:32   >>

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こんにちは、修羅場まっただ中のシャチョーです。
ブログがまったく更新できずにスミマセン。

シャチョーはFacebookもやってまして、先日エントリーした記事で、業界外の方からもけっこう「いいね!」がもらえました。
シャチョーのFacebookは公開範囲が限られていますので、以下にその内容を転載したいと思います。
これをきっかけに、書籍物が読者にとっても、制作側にとっても、よりより方向に向かうといいですね。

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そういえば「艦これ白書」が誤植だらけで、大変な騒ぎになっていたようですね。プロの視点から、なぜこのようなことが起きるかを、考察してみました。

まず、ゲーム作品の「賞味期限の短さ」が挙げられます。通常のソフトの場合、発売日から1ヵ月と言われています。これはゲームソフトそのものだけではなく、関連書籍物も同様です。このことから、「早く作らないと本が売れなくなる!」という営業目線からの強迫観念が先に立ち、とにかく本の制作を急かされます。このせいで、大量のミスが生み出されるのですね。

次に、「本が発売されるまでのタイムラグ」が挙げられます。書籍物というのは、入念なチェック、印刷、配本の行程を経ると、実際に中身のデータができたタイミングから、店頭に並ぶまで1ヵ月弱かかります。急いで売りたい本、逆に制作が遅れまくっている本は、このチェック行程を短縮するわけですが、印刷と配本はどうしても10日〜2週間はかかります。この間に、情報の鮮度が落ち、結果的に「使えないモノ」が生まれるケースです。オンラインゲームの本なんかに、ありがちですね。

最後に、制作スタッフの能力的な問題が挙げられます。これは制作者の能力の低さを糾弾するのではなく、急にかき集めたスタッフの知識や技術が、その本に上手くマッチしていないことを指します。本来であれば、その本を作るのに十分な知識、技術を持った人間を充てるべきなのですが、急いで本を作ろうとした結果、ベストな人間をそろえられなかったというケースですね。

以上のようなことが組み合わさると、「商品として流通してはいけない」ような本が生まれます。すべては急いで本を作ろうとする出版社側の都合で、消費者は完全に被害者なのですが、その根底には消費者側の「少しでも早く手に入れたい!」という心理が働いているため、解決が難しい問題です。制作側がミスを生まないように努力するのはもちろんですが、「少し遅れてもいいから、きちんとした本を手に入れたい」という風に、消費者側の意識も変わっていけるといいですね。

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