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zoom RSS アニメ・ゲーム・コミック・ラノベの編集・ライター志望者の方へ

<<   作成日時 : 2014/02/26 17:12   >>

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こんにちは、シャチョーです。もう冬も終わりかけていますね。
卒業や進学、転職などで、新しいスタートを切る準備をしている人も多いんじゃないでしょうか。

今回は、弊社の業務であるアニメやゲーム、コミック、ラノベなどの
編集・ライターを志望する人に、ぜひ読んでいただきたい内容です。
シャチョーではなく、部下のコマキがfacebookに書いたものですが、
本人の許可をもらって転載しました。

憧れを原動力にするのは結構ですが、憧れだけで業界を目指さないでください。
それは、受け入れる会社も、受け入れられる業界志望者も不幸になるだけです。
「夢を仕事にする」とは、どういうことか。
業界の門を叩く、あるいはその前段階の専門学校に入る前に、
きちんと自分自身に問うてください。

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夢を仕事にしたい人がいる。

編集になった私ですが、これが憧れの職業かといわれると別にそうではない。編集になりたい人に怒られそうだが、なりゆきといっていいです。
うちの会社で面接をする時、「編集になりたくて」「ライターになりたくて」はたまた、「シナリオライター」といったように、この業界を目指してくる子たちが多い。
でも、その子たちは、ほぼ夢破れていきます。「苦しんでまで、仕事をしたくないです」「消費者としている方がいいです」「厳しさについていけません」などなど、理由はこんな感じ。

業界に入ったからといって、自分の好きなアニメやゲームに触れられてそれを、紹介できるとは限りません。見たことも聞いたこともない新しいものを、それこそ自分が興味もない作品のよさを伝えるかが勝負になります。夢多き人は、まずここでつまずきます。

夢多き人のチェックする時に
私「おもしろくなさそうに見える。この作品のおもしろさって何だと思っているの?」
と聞きます。

夢多き人の答えは、「○○監督が手掛けていて〜」「声優の誰誰さんが〜」最悪は「・・・(無言)」。どの答えも記事を作る上で、どうでもいいです。「○○監督が〜」や「声優の〜」は、広報資料を作成する広報さんが、宣伝文として使うことを、そのままなぞっているのです。そんなものを紹介するなら、WEBで公式HP見ればいいんです。わざわざ1000円近い雑誌を買う意味なんてない。自分で資料を読み込み、この作品のシステムをどう遊んだらユーザーは楽しいのか、物語をどう紹介したら興味を持ってもらえるかを考えて構成しなければいけない。
おもしろさを自分の頭の中で整理してわかりやすく、ユーザーに伝えるのが仕事です。記事はただの事実の羅列ではないのです。

ここで初めて、夢多き人はこの作業が「夢」ではなく、「仕事」だと思うようです。

現場は締め切りに追われていますから、夢多き人のハートブレイクなんてかまってられません。声をかけられるとすれば

「しっかり考えて(やり直しを少なくするために)、正確に(ケアレスミスはいいかげんやめて)、すばやく作業してください(早くしろ)」
でしょう。

社長とは、現場のライターと編集は「頭脳労働」だと例えています。「肉体労働」の対義語みたいに使っています。
頭脳を以下に効率よく使い、素早く成果物をたたき出すか。
1ページいくらの世界で生きているのです。甘いわけがない。現場が厳しいのは当たり前なのです。編集になるにしても、ライターになるにしても、お客さまに商品を買ってもらうという根源を忘れてはいけません。オーダーメイドで発注してもらったものですから、お客様が満足するクオリティーでなければいけないのです。会社の運営観点でいえば、20万貰っている人が20万稼いでるだけじゃ、会社はやっていけません。2〜3倍稼がないと意味がないのです。
夢多き人にそう教えると、だいたいが冒頭の「苦しんでまで〜」やら、「才能がないとわかりました」といってきます。才能って、他人が評価するもので自分でするものですかね? 「私、がんばってます!」という人のような違和感。そもそも才能あると思ってたんだという感想です。

夢多き人は、極限の努力が苦手です。そういう子に限ってプロジェクトXを見て感動し、アニメ制作会社のドキュメンタリーで感銘を受けたりするんです。

その感動させてる人たちは、自分たちの生活リズム崩し、1週間会社にこもったりして作り上げているんです。やりたくてやってるんじゃなく、仕事を達成させるためにやるんです。手を抜いてやったって人は感動しない。すばらしい商品や作品はできない。徹夜がすばらしい商品を生むのではなく、苦しくてもあきらめない努力が仕事の成功につながる。

この業界を目指す人は、クリエイターになるのではなく、自分に厳しく努力できる人になるべきです。それが一番の近道。どんなに専門学校で勉強しても、それは他人が教えられないことです。自分との戦いです。

さて、なぜ、こんな記事を書いたかというと、昨日会った編集さんに
「あの記事がんばってもらったんで、編集長と交渉して原稿料上乗せしてもらいますね」といわれたのです!
現金なように思われるでしょうが、一番評価されたと感じます。だって出版社さんだってお金は払いたくないじゃない! 言葉でのお礼は表面上いくらでもいえるけど、行動にまで移してもらえると、少しは相手の望むものができたのかな? とうれしく思います。
ちょっと憎らしい取引先の編集さん(笑)にも感謝しつつ、これからも精進していきます…。

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